知冬の暮らしの手帖

27歳の知冬(ともふゆ)が綴る日々のあれこれです。

エッセイ: 引きこもりと人手不足について思うこと

Odai「最近気になったニュース」

 

なんだか最近はどこの業界でも人手不足らしい。確かに、これまでも少子高齢化などの理由で薄々と感じていたが、最近人手不足を理由になじみのお店や企業が衰退していくことがいよいよ多くなり、なんだか他人事とは到底思えない事態になってきている気がします。

 

でも、そんな話と同時に、いまの日本には推定100万人の引きこもりが居るとNHKが報じており、素直に驚いてしまった。人手不足のいまの日本で、小国というかそれなりの規模の国民程度の人が引きこもってしまっている。もちろん引きこもってしまう人にも同情してしまうけど、日本とは大変な国なのだなあと思ってしまった。

 

100万人の人全員が不幸ではないとは思うけど、もし仮にその大部分の人たちが、家で、社会の誰からも必要とされないと感じで、自己肯定感の欠片もなく生きているとしたら、日本はもっとそういう人たちにチャンスを与えてほしいと素直に思ってしまう。と同時に、100万人もの人を引きこもらせてしまう社会ってどんな社会?とも思ってしまう。

 

引きこもりの人だけで国を作ったら、どんな国になるんだろう。引きこもりの人が思う理想の国。いつか行ってみたいと思うのは、僕だけでしょうか。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。