知冬の暮らしの手帖

27歳の知冬(ともふゆ)が綴る日々のあれこれです。

Entries from 2020-01-01 to 1 year

エッセイ: 英字新聞と日本の新聞どっちを取ろうか

英字新聞を取るべきか、日本語の新聞を取るべきか 僕は新聞が割と好きだ。毎朝届くとまるで誰かが毎日僕に手紙を送ってくれるような気持ちになるし、とりあえず自分は社会とつながっている気もするから気分が良い。大学入学時にテレビと縁を切って以来、なん…

エッセイ: 私の勉強法が見つからなかった自分の受験勉強の思い出

現在27歳にもなると、センター試験の新聞発表を見ても、当時こんな難問と向き合っていたのか、なんて思ってしまう。高校時代は当たり前に思えた、むしろ優しいとすら考えられていたセンター試験の問題は、玉結びの仕方すら忘れかけたいまの僕にとっては科…

剣道日記: 久しぶりの剣道

剣道日記 1月17日(金) 昨日は久しぶりの剣道稽古だった。久々のブランクのある中、本来ならば昨日から再開すべきところを、プロフェッショナルの見逃し配信を見出してからもっとそれらが見たくなり、結果的に6時間くらいぶっ続けで様々な配信を見てし…

本の感想:知里幸恵『アイヌ神謡集』

アイヌ神謡集 (岩波文庫) 作者: 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1978/08/16 メディア: 文庫 最近アイヌ文化への関心が高まっている北海道。もちろん、「ゴールデン・カムイ」のヒットや、来年北海道白老町に誕生する民族共生象徴空間「ウポポイ」などが…

エッセイ: 引きこもりと人手不足について思うこと

Odai「最近気になったニュース」 なんだか最近はどこの業界でも人手不足らしい。確かに、これまでも少子高齢化などの理由で薄々と感じていたが、最近人手不足を理由になじみのお店や企業が衰退していくことがいよいよ多くなり、なんだか他人事とは到底思えな…

エッセイ:20歳の頃の僕に言いたいこと

今週のお題「二十歳」 20歳って、いま思い返すと「クソガキ」だったと思います。あの頃はまだまだ知らないことだらけだったのに、なぜか何でも知ったかぶって分かったつもりになっていたと思います。今でも忘れられないのは、誕生日ケーキのろうそくに火を…

本の感想:夏川草介『本を守ろうとする猫の話』ーいまどきの本事情を考える手がかりとなる一冊

本を守ろうとする猫の話 作者:夏川 草介 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2017/01/31 メディア: 単行本 こちらの本も友人からプレゼントされた一冊。訳あり本好き高校生が猫と一緒に色々な本にまつわる事件を解決する話です。その本にまつわる事件というの…

本の感想:中島輝『何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書』ー人生はそんなに悪いものではない。

何があっても「大丈夫。」と思えるようになる 自己肯定感の教科書 作者:中島 輝 出版社/メーカー: SBクリエイティブ 発売日: 2019/02/16 メディア: 単行本 自己肯定感という言葉が叫ばれ始めて久しいのでしょうか。僕も自己肯定感が低いです。本当に。単純に…

本の感想:増田俊也『北海タイムス物語』 ー仕事にもがく、頑張りたい僕らに書かれた物語

先日三省堂を歩いていた。無目的に、なにか運命的な本との出会いを期待して歩いていた。なんだか鰻(うなぎ)を食べたい気がしていたので、鰻を待っている間に読める鰻本を探していたのだ。すると、案の定その本は僕だけに光を発してくれた。本の名前は『北…

エッセイ: 東京学生マンションで過ごした日々

Odai「思い出の一枚」 お題:思い出の一枚 長い出張が終わり、やっとこの札幌を離れる40分前である。美味しい料理も毎日食べると有り難みが無くなってしまうし、美味しい料理への感動も薄れてしまう。色々なものから隔離されたビジネスホテルでの生活も終…

エッセイ: ちょっとした贅沢とちょっとした余裕

Odai「ちょっとした贅沢」 お題:ちょっとした贅沢 現在僕は新千歳空港のラウンジで飛行機を目の前にコーラを飲んでいる。空港のラウンジというのはちょっとした贅沢である。以前、ベトナムからカンボジアへ旅行した際、始めて本当の贅沢に位置するであろう…

マイブーム: なるべくスマホなどの画面から離れること

Odai「マイブーム」 書きたいと思っていても単純に何を書けば良いのか分からずもがき始めてしまうのが、都市部のビジネスホテルの狭い一室に閉じ込められ、非効率の全てを奪われ、鏡の前のバーカウンターよりも幅の無いこのデスクでポメラを開く僕の悩み、と…

2020年の抱負 27歳の抱負

今週のお題「2020年の抱負」 みなさん、初めまして。私の名前は知冬(ともふゆ)と申します。現在27歳で、趣味は本を読んだり手紙を書いたりすることです。子どもの頃から、母か近くに住んでいた祖母の影響で、「暮しの手帖」の雰囲気が好きで、今回なんと…